オリンピックが終わり、祭りの後の静けさを感じるこの頃。
今回のオリンピックも多くの感動と興奮をもたらしてくれました。
特に、日本のお家芸である柔道は毎日の結果に一喜一憂しながら観戦しました。
柔道といえば、受け継がれてきた型を大切にし、礼節を重んじる武道として知られています。でも、今回のオリンピックでも、海外選手が日本の伝統的な型にとらわれない自由なスタイルで勝利を収める姿が見られました。
日本の視点からは「本当の柔道ではない」と見なされるかもしれませんが、競技の世界では結果が全てです。
私自身がどんなことをやるにしても型は大切だと思っているので、日本の柔道とはこうあるべきみたいなのは大好きです。
でも、それにばかりこだわりすぎると、ルール内での型をはずれた技に屈してしまうというのも今回思いました。
型を尊重しながらも、しなやかに生きる
柔道に限らず、武道や茶道といった日本の伝統文化には「型」が不可欠です。
型は、その道の歴史や精神を体現し、技術や心のあり方を教えてくれます。
私も幼い頃から様々な習い事を通じて、型を大切にすることの重要性を学びました。
スポーツ経験がある方なら、フォームや基本動作を覚えることから始めた経験があるのではないでしょうか。
でも、型にこだわりすぎると、新しいアイデアや価値観を受け入れる余地を失い、成長の機会を逃してしまうことがあります。
特に変化が激しい現代社会では、型に縛られすぎることで時代に取り残されてしまうかもしれません。
日常生活や仕事においても、過去の経験や知識に基づいた「型」に沿って行動しがちです。
でも、常に同じやり方では、新しい発見や創造性を生み出すことは難しいでしょう。
また、人間関係においても、固定観念にとらわれると相手との間に壁を作ってしまい、本音を聞き取れなくなることがあります。
50代からの挑戦:型にとらわれない生き方
では、私たちはどのように「型」と向き合えば良いのでしょうか。
私は型を大切にしつつも、柔軟な思考を持つことが重要だと考えています。
型は迷った時に頼れる羅針盤のような存在です。
でも、型に縛られすぎることなく、その時々に応じて柔軟に対応することが、より豊かな人生を送るための秘訣です。
50代という年齢を迎えた今、自分自身を見つめ直す機会が増えました。
これまでの経験や知識は、かけがえのない財産です。
でも、それにとらわれすぎず、常に新しいことに挑戦し続けることが大切だと考えるようになりました。
例えば、読書を通じて様々な価値観に触れたり、やったことのないことでも1回は挑戦したりするなど、自分の世界を広げています。
まとめ
これからの人生において、私は型にとらわれず、しなやかに生きていきたいと思います。
固定観念にとらわれず、常に新しい発見を楽しむ姿勢を持ち続けることで、これからの人生をより豊かにすることができるでしょう。
新しいことに挑戦し、様々な人と出会い、自分自身を成長させる。
それが、50代からの人生においての幸せだと信じています。